サッカーは才能で決まる
2023/11/30
『才能は関係ない』
これは成功した多くのアスリートが口にする言葉です。
確かに、サッカーの業界でも大きな成功を収めた選手というのは、誰しもが、これまで多くの訓練を積んできた人でしょうから、彼らは『才能は関係ない、自分より優れた選手なんてこれまで沢山見てきた』と感じるのは当然です。
しかし、一つ考えて欲しいのが、確かに、成功した多くの選手はメッシクラスの天才ではなかったとしても、少なくとも子供の頃は所属クラブでスター選手であった場合が殆どである。という点です。
才能が無い選手が努力で這い上がったという話は、耳障りが良いために事例数が少なくてもすぐに世の中に広がり、人々の記憶に定着します。
〇〇選手はユースのテストで不合格だった。
〇〇選手は子供の頃の選抜歴はない。
と、
しかし、そもそも一発のテストで選手の才能を見極める事など不可能ですし、日本国内の選抜制度は、有名な指導者が指揮するチームからばかり選ばれる傾向にあります。様々な理由から発掘が遅れる天才なんていくらでも存在するのです。
私の意見はこうです。
メッシや久保建英選手のような群を抜く天才は別としても、プロになる選手というのは、全員少なくとも一定以上の天才達である。その天才達がそれぞれ別々のルートでプロにたどり着いている。
現実に起きている『事実』にしっかりと目を凝らせば、一部の例外を除き『結局は生まれ持った身体が一番重要』というのは、現実として確実にサッカー界に存在しています。
●凡人が天才と渡り合うには
それでは、決して天才ではない99%の選手に当る私達が、上位1%や、0.1%の天才達と渡り合うにはどうすれば良いのでしょうか。
これまで長く研究を行ってきて、現在たどり着いている私なりの結論は、
サッカーのトレーニングをする前に、まず自身の身体を『サッカー向きの身体』に作り変える事です。
世界一のF1レーサーでも、『軽自動車』でレースに参戦すれば、どんな小さな大会でも勝つ事は出来ません。
サッカーも同じです。
与えられた車体(身体)の性能が低ければ、どんなに訓練を重ねても一定以上のレベルに自分を持っていく事は非常に困難です。
だから、肉体改造によってどうにかサッカーの才能を作り出せないものか?
この研究が、私が大学時代から約20年間(笑)延々行っている活動です。
当サイトでは様々な検証実験によって『サッカーの才能』と呼ばれるものの正体を解き明かし、発見された後天的に書き換え可能な事柄を紹介、解説しています。
私は決してトレーナーや指導者の資格を有する専門家ではりませんが、公開している情報は、世界のどこに落ちている情報と比較しても『別次元である』と思っています。
研究の全ては、心の底から『もっと上手くなりたい』と願い日々努力を欠かさないフットボーラーのため、そして何より、私自身が選手として自分の限界を更新し続けていくため、
これは、そのためのサッカーノートです。
【プロフィール】
名前を土肥良太と言います。1年間の半分はオーストラリアのサッカーリーグで選手をしています。昨日より今日、今日より明日、もっとサッカーが上手くなるためにはどうすれば良いのか?日々探求し毎シーズンを戦っています。