FOOTBALL PONEGLIFF

研究してはいけない才能の秘密『フットボール・ポーネグリフ』

POBとは何か

この記事では、私の作るトレーニングメソッド『POB』とはどの様なメソッドであるか?について書きます。

デタラメばかりのトレーニング理論

現代のサッカー界で用いられているトレーニングメソッドには様々なものがありますが、その大部分は陸上競技を中心とした他業界から持ち込まれ、サッカーに応用されたものです。

そもそもが競技者達によって生み出されたトレーニングメソッドではないため、理論とボール操作との紐付けが全く行われず、

・足が速くなればドリブルが強化される
・体幹が強くなれば当たり負けしなくなる

といった様に、陸上競技の理論をそのままサッカーに使用されているのが現状です。

確かに、これらはボールを持たない“オフザボール“の動作時には当てはめる事ができるものの、動作構造の全く異なる“オンザボール下”での動作においては、大きな効果を発揮する事が出来ません。

実際に測定してみればわかりますが、スプリントの技術が向上しても、試合中のドリブルが早くなる訳ではありません。過去の記事でも書きましたが、以前に陸上のウサインボルト氏サッカーへ転向を心見た時、『世界が期待する様なウインガーにはならない』と書いたのは、ボルト氏の身体にドリブルに不向きな構造が備わっていたためです。

詳しくはこちらに書いていますhttps://rio.challengerscityfootball.club/2019-06-15-040102/

オンザボール下での動作は陸上競技と動作構造が全く異なるため、現在サッカーの現場で選手達が行なっているフィジカルトレーニングには、実はその効果にかなりのロスがあります。

陸上界のメソッドをそのままサッカー選手に当てはめるのではなく、一つ一つ疑いながら様々なメソッドを検証していく。そして、完全にサッカーの為だけに、ボール操作を前提としたトレーニングメソッドを作る。

そうやって17年ほど前に研究をスタートしたのが、私の作るフィジカルメソッド、

POB(フィジカル オン ザ ボール)の研究です。

世界一の現場実験数

また、私のトレーニング理論の大きな優位性となっているのが、桁違いの“現場実験数”だと思います。

私達指導者は、自分の指導理論が正しいのか否かの検証作業を怠りがちになるものですが、実際に試合の中で役立ものであるかどうか、私はビデオによる検証を怠らぬよう日々徹底しています。

発見されたトレーニング理論を自ら実践し、試合の現場で試し、そのプレー映像を分析する。

このサイクルを年間50回のペースで繰り返し、一つ一つ確認をとって前に進んできました。

細かな検証を怠らずに前進してこれたのは、私が指導者ではなく、選手という立場から研究を行えたからだと思います。24時間コントロール下にある自分の身体を実験台とし、毎週競技思考クラブとの対戦しながら検証実験を続けることができました。

また、私の中で確信の持てないトレーニング法があったとしても、被験者が自分自身であるため構わずどんどん手をつけて行けたことも、理論の発展を大きく手伝いました。

こうしてどのメソッドよりも多くの現場実験をこなした事こそ、POB最大の優位性だと思っています。

広げた大風呂式をたたむ

さて、ここまでを読めば『ここまで大風呂敷広げたなら、さぞ素晴らしいメソッドなんだろうな』と思われるかと思います。私も自分でここまでを読み、『これでショボイ内容だったら大恥極まり無い』と冷や汗が滲みますが、大丈夫です。

ここまで自信過剰な文章をそのまま掲載しているのは、広げた大風呂敷をメソッドの内容でたたむ自信があるからです。

この先、私のトレーニング理論に少しでも興味を持っていただけたなら、実際にトレーニング理論について書かれた記事を確認して頂ければと思います。

メソッドの中には、表に出れば既存のトレーニング理論が根底から覆る程重大なものも含まれているため、一部の記事に関してはパスワードをかけ特定の方のみが閲覧できる形を取らせて頂きました。

ですが公開された情報だけでも、私が『たたむ自信がある』と書いた事に、納得していただけると思います。

あとは公開している内容を読んでいただき、各々に評価をお願いします。

それではどうぞ、研究してはいけないサッカーの才能の世界へ。