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サッカー界で“才能”と言われるものの全てを解明し、世界一のトレーニング理論を作ろうとする記録

POBとは何か?

この記事では、私の作るトレーニングメソッド『POB』とはどの様なメソッドであるか?について書いて行こうと思います。

現代サッカー界で用いられているフィジカルメソッドは、全て陸上競技等の異業界で作られたメソッドをサッカー界に持ち込んだものですが、

それらはボールを持たない“オフザボール“の動作時にはそのまま当てはめる事ができるものの、ボール操作を用いるオンザボールでの動作は全く異なる構造で動作を行うため、既存のフィジカルメソッドでは大きな効果を発揮する事が出来ません。

スプリントの技術が向上しても、“試合中“のドリブルが早くなる訳では無い事が、実際に試合中のドリブル速度や勝率の計測を行えばすぐに解ります。

にも関わらず、

Q正しい走りのフォームを身につける→ドリブルが早くなる
Qフロントブリッジを行う→当たり負けしなくなる。
Qフットワークのトレーニング→動きにキレが出る。

と言った様に、サッカー界の現場では検証を行わないが為に今も変わら『それらしいトレーニング』が採用され続け、競技力向上におけるロスが生み出され続けています。

陸上界のメソッドをそのままサッカー選手に当てはめるのではなく、完全にサッカーの為だけに、オンザボールを前提としたトレーニングメソッドを作る。そうやって15年ほど前に研究をスタートしたのが、私の作るフィジカルメソッド、

POB(フィジカル オン ザ ボール)です。


🔴世界一の現場実験数

完全にサッカーの為だけに作られたという特徴のほかに、POBの大きな特徴となるのが、あくまで自称となりますが、

サッカーの現場で行われる、世界一の実験数だと思います。

実際に一つのトレーニングメニューがプレー及ぼす影響を調べるには、対象となるメニュー以外、全てのメニューを同一のものに揃え、プレーに現れる変化を観察する必要があります。

極めて当たり前のことであるとは思いますが、現在世界中の現場で採用されているフィジカルメソッドで、この様な検証実験を経て作られたメソッドは恐らく一つも無いのでは無いでしょうか。

効果の確認を行わないために、効果の無いメソッドが残り続けている。

学生時代にあらゆるトレーニング参考書を読み漁り、この問題に気がついた私は、以来自身の身体を使い、全ての試合に動画撮影の求人を出し、徹底的にトレーニングが選手の動作に及ぼす影響を調べ始めました。

それから10年以上の時間が経ち、ほぼPOBが完成を迎えた現在でも、実戦を用いた実験ビデオの数は毎年150本以上に上ります。

そうやって全てを予想のままにせず、一つひとつ確認作業を行なってきた事が、『POBが世界一のトレーニング理論である』と私が自称する最大の理由になるわけですが、

メソッド質が高くなければその実験数も意味をなさないので、当サイトにはそれだけの実験を行ってこなければ絶対に発見されなかったであろうフィジカル理論を数多く掲載しています。

後はサイト内で公開している内容を読んでいただき、各々に評価していただければと思います。