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サッカー界で“才能”と言われるものの全てを解明し、世界一のトレーニング理論を作ろうとする記録

良いプレーをするために最も重要なのは技術ではなく、戦うための身体作り、コンデション作り

   

先週のゲームは出場している選手の中で最も高い評価を受けることができた。試合後、相手チームから移籍の話をもらえたり、味方サポーターの反応も、その一つの証では無いかと思う。

で、今回の記事は別に自分のプレーが良かったと言うことを報告したいわけではなく、いつものゲームと比べても、比較的ミスの多い試合だったにもかかわらず、チーム内で高い評価を得ることができた。と言う事実に、書き残すべき価値を感じたからだ。

今回、自分はゲームを通して1つのアシストを記録したものの、決定機を一度外してしまったり、ファーストタッチの雑さからボールを奪われるシーンも何度かあり、プレーの成功率を数えれば極めて平凡な数値に収まる。つまり、普段よりはミスの多い試合だった。

それでも、こういった評価を得られたのは、90分を通して裏に走り続け、プレスをかけ続け、勝負を仕掛け続けた結果。なんだかんだで『良いプレーをした』という評価を得ることができた。

これは自分にとっても大きな発見で、プレーの質一つ一つを取れば、はっきり言って『雑』と評価されてしまうシーンが多かった。しかし、今回はコンデジョン作りにかつてないほど神経を使い、ゲームに向けて、日本に一時帰国していた時期から身体を作ってきた。結果、チームに合流してまだ一週間という短い調整期間でも、周囲の選手より戦える、動ける身体でゲームに入っる事ができた。

『周囲は疲れてきたな、おれはまだ行けるけど』と、ゲーム中何度も感じる事があった。また、純粋なスタミナだけでなく、一対一の局面で『自分の方が身体能力で上回っているな』と感じるシーンも多く、積極的に勝負を仕掛けた。

自分は海外の選手と比べ、単純なパワーや体重で勝る事は多くない。しかし、身体能力というのは純粋なスピード、止まる力、方向転換やボールを受けた際の息切れ具合など、様々な要素の総合点で測られる。対峙する選手に対し、どれかの要素で上回っていれば、常に互角以上の勝負をする事も可能だ。

今回は、特に心肺機能の向上から相手よりも先手先手で動き出す事ができた。途中から、『こいつ動きすぎてめんどくさい』と、相手ディフェンダーがマークをさぼるようなシーンも見かけた。こうなればもう精神的にこちらが圧倒的に有利で、常に一対一の主導権を握る事ができる。

今日は『ボールを扱う技術というのは、本当にサッカーの一要素に過ぎないのだな』と痛感するゲーム。ゲームにおいて信頼される選手とはどんな選手なのか?活躍するためには何が必要なのか?

また一つ、自分の研究が書き換わるような1日。

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