筋肉の柔軟性×筋力(パワー)=サッカーに不可欠な能力
2020/01/10
20代をも上回る身体能力を手に入れるために、30代のアスリートにとって欠かせないのが、筋肉の柔軟性の維持になります。
30代に突入したアスリート達が『昔の様に動けない』と述べている姿はよく見かけますが、動けなくなった原因の多くは、他の記事でも度々書いているように、筋繊維の柔軟性が低下していくと言うのが一番の原因です。
一般的には、筋力の低下が動きの質を下げているといった認識がされていることが多いですが、筋力に関しては30代で落ちていくと言うデータはあるものの、それはあくまで『何もしなければ』の話であって、『トレーニングすることで完全にそれを抑える事ができる』と言うのはもはや常識です。
実験によっては、20代よりも30代の方が筋肉量が増えるといった回答すらも発見できるほど。
(http://www.s-b-m.xyz/wp-content/uploads/2018/01/31_02.jpgより引用)
こう言ったことからも、サッカー選手が20代の身体能力を上回る事を目指すとするのなら、私は『筋力トレーニングは続けながらも、特に筋肉の柔軟性の低下を防ぐ方に注力した方が効率が良い』と確信しています。
もちろん何もしなければ筋力そのものも落ちていきますが、サッカー選手はどちらかと言えば筋トレには熱心ですので、見落とされがちなのは柔軟性。
この二つの維持をしっかりと行っていけば、30代に入っても十分に20代の身体能力を維持、もしくは越える事もできます。