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サッカー界で“才能”と言われるものの全てを解明し、世界一のトレーニング理論を作ろうとする記録

筋トレはサッカー選手の敵か?味方か?一つの実験資料を掲載。

      2023/07/14

今日は筋トレについて、2019年ごろに行った実験資料を掲載しておこうと思います。

競技志向の選手であれば、キャリアの中で必ず一度は導入の検討をするのが、筋肉増加による競技力の向上です。

ですが、実はこの取り組みによって、逆に競技力が下がってしまう事があるのは、意外と知られていません。

筋トレは選手の敵か?味方か?

その答えは、『使い方次第』と言うのが最も妥当な答えになると思いますが、その『使い方』を考える上で一つのヒントになる動画を作りましたので、公開します。

私はトレーニングの効果を検証するために、撮影を用いた検証を年間100回近く行う自称異常者ですが、今回の資料はそのビデオ資料の一つとなります。

柔軟性を落とさず筋肉量を上げる?

そういえば『柔軟性を落とさない様に筋肉量を上げる』という様な事を言う指導者がいますが、『肉』の量が増えれば必ず骨格の動作はそれに応じて制限を受けるので、

そんなことは不可能です。

『柔軟性をなるべく落とさない様に』という努力や工夫は可能ですが、筋肉量が増えれば、関わる関節の稼働性は必ず悪くなります。

このビデオを見レバその傾向は何となく掴めると思いますが、この記事で言いたいのは決して『筋トレが悪である』という事ではなく、

筋肉量を増やすことで動作には必ずそれに応じた制限がかかるが、パワーアップは確実に手に入る。この傾向をうまく利用してトレーニング計画を立てる事ができれば、飛躍的な競技力向上を目指す事ができる。

という事です。

この事を考慮して考えるべき事は非常にシンプルで、自分が鍛えようとしている部位は大きく稼動する事が重要なのか?出力する事が重要なのか?

ここを考える事です。

この二つの視点から自分のプレーを見直せば、効率的なトレーニング計画は自ずと見えてきます。

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